API を使用する場合は、顧客、ユーザー、SKU、ライセンスのコンセプトを理解することが大切です。
Google Workspace の既存のお客様は、管理者用コントロール パネルでユーザーを作成できます。これらのユーザーには、Google Workspace を使用するためのライセンスが自動的に割り当てられます。
Google Workspace の購入後は、Google ドライブ ストレージのライセンスなど、他のライセンスを購入することもできます。Google ドライブ ストレージには 20 GB から 16 TB までの 8 段階のストレージ ライセンスがあります。お客様はまず Google ドライブ ストレージ サブスクリプションを有効にしておく必要があります。その後、ライセンス マネージャーのユーザー インターフェースを使用して、これらの階層のいずれかにストレージ ライセンスを割り当てることができます。また、Google Workspace とは別に Google Maps 座標を購入し、同じユーザー インターフェースで Google Maps 座標のライセンスを割り当てることもできます。
こうしたライセンス対象エンティティ(Google Maps Vertex、Google ドライブ ストレージ 20 GB、Google ドライブ ストレージ 50 GB、Google ドライブ ストレージ 16 TB)を SKU と呼びます。この API を使用すると、ドメイン管理者はプログラムによって SKU ライセンスを特定のユーザーに割り当てることができます。ライセンス マネージャーのユーザー インターフェースと一緒に使用できます。ユーザー インターフェースと同様に、特定のユーザーのライセンスの割り当てを解除したり、再割り当てしたりすることもできます。この API を使用すると、Google Workspace 販売パートナー管理者とその顧客に同じプログラム ライセンスを割り当てることができます。
これらのサービスをフレキシブル プランをご利用のお客様は、この API を使用してライセンスの割り当て、割り当て解除、再割り当てを行えば、金銭的な影響が生じ、顧客の請求先アカウントに請求されます。たとえば、Google ドライブ ストレージのフレキシブル プランを利用している場合、ユーザーに 20 GB のライセンスを割り当てると、割り当てを行った日より日割り計算した金額がアカウントに請求されます。年間プランをご利用の場合は、すでに一定数のライセンスのお支払いを事前に約束していたため、各ユーザーに割り当てられるライセンスの数には上限があります。