このチュートリアルでは、シンプルな Cloud Search ソリューションをデプロイする方法と、インデックスに登録するデータのリポジトリとして GitHub を使用する方法を説明します。具体的には、このチュートリアルは次の 2 つのサンプル アプリケーションで構成されています。
- Cloud Search コネクタ SDK で作成されるコンテンツ コネクタ。GitHub リポジトリにあるデータのインデックス登録に使用されます。インデックスに登録されるデータには、問題、プルリクエスト、デフォルト ブランチ(
master
)のヘッド コンテンツが含まれます。 - 検索ウィジェットを使用してカスタマイズされた検索インターフェースを提供するウェブアプリ。
前提条件
このチュートリアルでは、次の前提条件が必要です。
- サードパーティ データのインデックス登録用 Cloud Search が有効になっている Google Workspace または Cloud Identity ドメインへの管理者アクセス権。管理コンソールで設定を表示できない場合は、ドメイン管理者にお問い合わせいただくか、Cloud Search に登録してください。
- GitHub ユーザー アカウント。
- Java と JavaScript に精通している。
- Java 8 以降。
- Maven。
- Node.js 8.11 以降。
チュートリアル プロジェクトを作成する
まず、Google Cloud Platform プロジェクトを作成する必要があります。このプロジェクトは、API の管理、請求の有効化、共同編集者の追加と削除、権限の管理など、すべての Google Cloud Platform(GCP)サービスの作成、有効化、使用の基礎となります。
Google Cloud コンソールを開きます。
ページの上部にある [Google Cloud コンソール] の右側にある
をクリックします。現在のプロジェクトをリストしたダイアログが表示されます。[新しいプロジェクト] をクリックします。[新しいプロジェクト] 画面が表示されます。
[プロジェクト名] フィールドにプロジェクト名(「SearchTutorial」など)を入力します。
(省略可)[編集] をクリックしてプロジェクト ID を編集します。プロジェクトが作成された後にプロジェクト ID を変更することはできないため、プロジェクトのライフタイムを考慮してニーズに合った ID を指定してください。
プロジェクトのロケーションを参照するには、[参照] をクリックします。
プロジェクトのロケーションをクリックし、[選択] をクリックします。
[作成] をクリックします。コンソールが [ダッシュボード] ページに移動します。プロジェクトは数分で作成されます。
プロジェクトの作成と管理の詳細については、プロジェクトの作成と管理をご覧ください。
API を有効にする
Google Cloud Search API を有効にし、サービス アカウントを作成して認証情報を取得する必要があります。
- 左側のナビゲーションで、[API とサービス] をクリックします。
- 新たに作成したプロジェクトを対象とするために、Google Cloud コンソール バナーの右側にある アイコンをクリックし、新たに作成したプロジェクトを選択します。
- [API とサービスを有効化] をクリックします。[API ライブラリへようこそ] ページが表示されます。
- 検索フィールドに「Cloud Search API」と入力して、return キーを押します。API のリストが返されます。
- [Cloud Search API] をクリックします。[Cloud Search API] ページが表示されます。
- [有効にする] をクリックします。[概要] ページが表示されます。
API の有効化と無効化の詳細については、Google Cloud コンソールで API を管理するをご覧ください。
チュートリアル リポジトリのクローンを作成する
サンプル リポジトリのクローンを作成するには、次のコマンドを実行します。
git clone https://github.com/googleworkspace/cloud-search-samples.git