認証と認証に関する問題のトラブルシューティング

このページでは、認証と認可に関連して発生する可能性のある一般的な問題について説明します。

This app isn't verified

OAuth 同意画面に「このアプリは確認されていません」という警告が表示された場合、アプリは機密性の高いユーザーデータへのアクセスを提供するスコープをリクエストしています。アプリで機密性の高いスコープを使用する場合は、検証プロセスを行って、その警告やその他の制限を削除する必要があります。開発フェーズでは、[詳細設定] > [{プロジェクト名}(安全でない)に移動] を選択することで、この警告以降を続行できます。

File not found error for credentials.json

コードサンプルの実行時に、credentials.json に関して「file not found」や「no such file」というエラー メッセージが表示されることがあります。

このエラーは、デスクトップ アプリケーションの認証情報を承認していない場合に発生します。デスクトップ アプリケーションの認証情報を作成する方法については、認証情報を作成するをご覧ください。

認証情報を作成したら、ダウンロードした JSON ファイルが credentials.json として保存されていることを確認します。ファイルを作業ディレクトリに移動します。

Token has been expired or revoked

コードサンプルの実行時に、「Token has beenexpired」または「Token has been pods(トークンは取り消されました)」というエラー メッセージが表示されることがあります。

このエラーは、Google 承認サーバーからのアクセス トークンが期限切れか取り消された場合に発生します。考えられる原因と修正については、更新トークンの有効期限をご覧ください。

JavaScript のエラー

一般的な JavaScript エラーは次のとおりです。

Error: origin_mismatch

このエラーは、ウェブページの提供に使用されるホストとポートが、Google Cloud コンソール プロジェクトで許可されている JavaScript 生成元と一致しない場合に、認可フローで発生します。承認済みの JavaScript 生成元を設定し、ブラウザの URL が生成元 URL と一致していることを確認してください。

idpiframe_initialization_failed: Failed to read the 'localStorage' property from 'Window'

このエラーは、サードパーティの Cookie とデータ ストレージがブラウザで有効になっていない場合に発生します。これらのオプションは、Google ログイン ライブラリで必要です。詳しくは、サードパーティ Cookie とデータ ストレージをご覧ください。

idpiframe_initialization_failed: Not a valid origin for the client

このエラーは、登録されているドメインが、ウェブページのホストに使用しているドメインと一致しない場合に発生します。登録したオリジンがブラウザの URL と一致していることを確認します。