Java クライアント ライブラリの基本的な使用方法は次のとおりです。
新しい Maven プロジェクトまたは Gradle プロジェクトを作成する
任意の IDE で新しい Maven プロジェクトまたは Gradle プロジェクトを作成します。Google のアーティファクトは Maven 中央リポジトリに公開されています。
依存関係のバージョンを管理するには、Google Ads API の部品構成表(BOM)を使用することをおすすめします。
ソースからビルドすることもできます。このガイドでは、必要な依存関係が利用可能なプロジェクトが設定されていることを前提としています。
ソースからビルドする場合は、IDE でアノテーション処理を有効にしてください。
API アクセスを構成する
Google Ads API に接続するには、認証と承認の認証情報を提供する必要があります。必要な認証情報とクライアント ライブラリの構成方法については、認証と承認のガイドをご覧ください。
最初の呼び出しを実行する
認証情報を構成したら、最初の API 呼び出しを行う準備が整いました。
認証情報を検証して最初の呼び出しを行うには、GetCampaigns の例を実行します。
まず、google-ads-examples ディレクトリに移動します。
cd google-ads-examples
この例では、値が Google 広告アカウントのお客様 ID(ハイフンなし)である --customerId パラメータが必要です。
Gradle で実行するには:
./gradlew -q runExample --example="basicoperations.GetCampaigns --customerId INSERT_CUSTOMER_ID_HERE"
その他の例
google-ads-examples の examples パッケージには、いくつかの有用な例が含まれています。ほとんどの例ではパラメータが必要です。パラメータを引数として渡す(推奨)か、ソースコードで INSERT_XXXXX_HERE の値を編集します。使用状況ステートメントの例を表示するには、--help を唯一の引数として渡します。
Gradle の場合:
./gradlew -q runExample --example="basicoperations.GetCampaigns --help"
Gradle の listExamples タスクを使用して、すべての例、サブディレクトリ内の例、説明に検索語句が含まれる例を一覧表示することもできます。
# List all examples:
./gradlew -q listExamples
# List examples in the 'basicoperations' subdirectory:
./gradlew -q listExamples --subdirectory='basicoperations'
# Search for examples where the description includes 'Performance Max':
./gradlew -q listExamples --searchTerm='Performance Max'