PLACES_COUNT_PER_TYPE 関数

PLACES_COUNT_PER_TYPE 関数は、関数に指定された場所のタイプごとのカウントのテーブルを返します。たとえば、doctorhospitalpharmacy のタイプを検索すると、レスポンスにはタイプごとに個別の行を含むテーブルが含まれます。

PLACES_COUNT_PER_TYPE 関数はテーブルを返すため、FROM 句を使用して呼び出します。

  • 入力パラメータ:

    • 必須: 検索エリアを指定する geography フィルタ パラメータgeography パラメータは、BigQuery の GEOGRAPHY データ型で定義された値を受け取ります。このデータ型は、ポイント、ラインストリング、ポリゴンをサポートしています。

      ビューポートや線など、さまざまなタイプの検索地域を使用する例については、PLACES_COUNT 関数をご覧ください。

    • 必須: 検索する場所のタイプを指定する types フィルタ パラメータ

    • 省略可: 検索を絞り込むための追加のフィルタ パラメータ。

  • 戻り値:

    • types 値ごとに 1 行を含むテーブル。このテーブルには、typeSTRING)、countINT64)、sample_place_idsARRAY<STRING>)の各列が含まれています。sample_place_ids には、type ごとに最大 250 個のプレイス ID が含まれています。

例: レストラン、カフェ、バーの数を返す

この例では、ニューヨーク市のポリゴンとして定義された指定された検索エリア内の、営業中のレストラン、カフェ、バーをすべて検索します。

types パラメータは、検索する場所のタイプを指定する STRING 値の配列を受け取ります。有効な値の一覧については、プレイスタイプをご覧ください。

この例では、BigQuery の ST_GEOGFROMTEXT 関数を使用して、ポリゴンから GEOGRAPHY 値を返します。

DECLARE geo GEOGRAPHY;
SET geo = ST_GEOGFROMTEXT('''POLYGON((-73.985708 40.75773,-73.993324 40.750298,
                                      -73.9857 40.7484,-73.9785 40.7575,
                                      -73.985708 40.75773))''');  -- NYC viewport

SELECT * FROM `places_insights___us___sample.PLACES_COUNT_PER_TYPE`(
  JSON_OBJECT(
      'types', ["restaurant", "cafe", "bar"],
      'geography', geo,
      'business_status', ['OPERATIONAL']
      )
);

この関数は、型ごとに 1 つの 3 行のテーブルを返します。

ニューヨーク市の Place Count Type 関数の結果。