Routes API の使用量と請求額

Routes API のリクエストは、リクエストで使用される機能の SKU で課金されます。

Compute RoutesCompute Route Matrix にはそれぞれ 3 つの SKU があり、リクエストの費用が決まります。費用の決定に使用される SKU は、リクエストするサービス(Compute Routes または Compute Route Matrix)と、リクエストで使用する機能に基づいています。次に例を示します。

  • Compute Routes リクエストは、リクエストごとに課金されます。

  • Compute Route Matrix リクエストは、リクエストから返された要素ごとに課金されます。要素数は、出発地の数に目的地の数を掛けた値です。たとえば、リクエストに2 つの送信元と3 つの宛先が含まれている場合、リクエストには6 つの要素に対して課金されます。

どの SKU カテゴリが課金されるかは、使用する機能によって決まります。

  • Essentials: 中間地点が最大 10 個の基本機能のみを使用するリクエストに対して課金されます。

  • Pro: TRAFFIC_AWARETRAFFIC_AWARE_OPTIMAL のルート修飾子など、高度な機能を使用するリクエストに対して課金されます。

  • エンタープライズ: 2 輪車ルーティングなどのエンタープライズ機能を使用したリクエストに対して課金されます。

これらの SKU をトリガーする機能の一覧については、SKU の詳細をご覧ください。

Routes API の SKU の詳細と料金

次の表に、Routes API の SKU の詳細と料金を示します。

その他の使用量上限

割り当てと使用上限を確認、管理するには、割り当てと割り当てアラートをご覧ください。

Routes API には次の使用上限があります。

Compute Routes

  • 1 分あたり 3,000 QPM クエリのレート制限。

  • ComputeRoutes リクエストあたりの中間地点の最大数は 25 です。

Compute Route Matrix

  • レート制限は 1 分あたり 3,000 EPM 要素です。これは、出発地の数に目的地の数を掛けて計算されます。

  • プレイス ID または住所を使用して指定できる出発地と目的地の最大数は 50 です。

  • routingPreferenceTRAFFIC_AWARE_OPTIMAL に設定されている ComputeRouteMatrix リクエストあたりの要素の最大許容数は 100 です。

  • travelModeTRANSIT に設定されている ComputeRouteMatrix リクエストあたりの要素の最大許容数は 100 です。

  • ComputeRouteMatrix リクエストあたりの要素の最大許容合計数は 625 です。

利用規約による制限

使用条件の詳細については、Google Maps Platform 利用規約のライセンス制限に関するセクションをご覧ください。