リファレンス

このページでは、モデルのトレーニングに使用される BigQuery テーブルのスキーマとフィールドの説明などについて説明します。また、データを構成するコアコンセプト(スナップショット、アセット、オブザベーション)の内訳と、関連するテーブルの使用方法の詳細も確認できます。

snapshots

スナップショットは、特定の時点におけるデータセットの固定された変更不可能なコピーです。スナップショット テーブルには、スナップショットに関連付けられたメタデータが用意されています。これにより、データの時間的状態を大まかに把握できます。

列名 タイプ 説明
snapshot_id STRING スナップショットの一意の識別子。テーブルを結合するためのキーとして使用されます。
subscription_id STRING 定期購入の一意の識別子。
creation_time TIMESTAMP スナップショットが最初に作成されたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC

all_observations

「観測」とは、現実世界のアセットの検出のことです。モニタリングは、アセットの検出に関するメタデータ(画像の撮影時間やカメラの位置など)を含む点でアセットと異なります。

all_observations テーブルには、すべてのスナップショットの観測値が示されます。この表を使用して、スナップショット間のモニタリングの違いを検出できます。

列名 タイプ 説明
observation_id STRING モニタリングを一意に識別する文字列。
snapshot_id STRING このモニタリング結果を収集したスナップショットの固有識別子。
asset_id STRING このモニタリングに関連付けられているアセットの一意の識別子。
asset_type STRING アセットの主な分類。
有効な値は ASSET_CLASS_ROAD_SIGNASSET_CLASS_UTILITY_POLE です。
location STRUCT 緯度/経度座標を浮動小数点数として含む構造体。
capture_time TIMESTAMP モニタリングが最初にキャプチャされたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC
detection_time TIMESTAMP アセットが最初に検出されたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC
bbox STRUCT アセットの境界ボックスを揃える x/y 座標を含む構造体の構造体。
camera_pose STRUCT カメラの LLA とオイラー角の位置。緯度/経度、標高(メートル単位)、ピッチ、見出し、ロールの浮動小数点数を含む構造体。
gcs_uri STRING 画像がホストされている Google Cloud Storage URI。
map_url STRING 観察場所を示す Google マップの URL。

all_assets

「アセット」とは、現実世界のオブジェクトのことです。all_assets テーブルには、すべてのスナップショットのアセットが用意されています。この表を使用すると、スナップショット間のアセットの違いを検出できます。

列名 タイプ 説明
asset_id STRING このモニタリングに関連付けられているアセットの一意の識別子。
snapshot_id STRING このモニタリング結果を収集したスナップショットの固有識別子。
asset_type STRING アセットの主な分類。
有効な値は ASSET_CLASS_ROAD_SIGNASSET_CLASS_UTILITY_POLE です。
observation_id STRING モニタリングを一意に識別する文字列。
location STRUCT 緯度/経度座標を浮動小数点数として含む構造体。
detection_time TIMESTAMP アセットが最初に検出されたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC

latest_observations

latest_observations テーブルには、最新のスナップショットのオブザベーションのみが提供されます。

列名 タイプ 説明
observation_id STRING モニタリングを一意に識別する文字列。
snapshot_id STRING このモニタリング結果を収集したスナップショットの固有識別子。
asset_id STRING このモニタリングに関連付けられているアセットの一意の識別子。
asset_type STRING アセットの主な分類。
有効な値は ASSET_CLASS_ROAD_SIGNASSET_CLASS_UTILITY_POLE です。
location STRUCT 緯度/経度座標を浮動小数点数として含む構造体。
capture_time TIMESTAMP モニタリングが最初にキャプチャされたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC
detection_time TIMESTAMP アセットが最初に検出されたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC
bbox STRUCT アセットの境界ボックスを揃える x/y 座標を含む構造体の構造体。
camera_pose STRUCT カメラの LLA とオイラー角の位置。緯度/経度、標高(メートル単位)、ピッチ、見出し、ロールの浮動小数点数を含む構造体。
gcs_uri STRING 画像がホストされている Google Cloud Storage URI。
map_url STRING 観察場所を示す Google マップの URL。

latest_assets

latest_assets テーブルには、最新のスナップショットのアセットのみが提供されます。

列名 タイプ 説明
asset_id STRING このモニタリングに関連付けられているアセットの一意の識別子。
snapshot_id STRING このモニタリング結果を収集したスナップショットの固有識別子。
asset_type STRING アセットの主な分類。
有効な値は ASSET_CLASS_ROAD_SIGNASSET_CLASS_UTILITY_POLE です。
observation_id STRING モニタリングを一意に識別する文字列。
location STRUCT 緯度/経度座標を浮動小数点数として含む構造体。
detection_time TIMESTAMP アセットが最初に検出されたときのタイムスタンプ。ISO 8601 形式のタイムスタンプ(例: 2019-09-25 17:26:27.757171 UTC