概要

Google Pay から支払い情報を取得し、バックエンド アプリケーションを介して決済代行業者に送信するフローを示す図。
図 1. Android での購入手続き

Google Pay API を使用すると、アプリ内でご購入手続きをすばやく簡単に行うことができ、世界中の Google アカウントに保存されている何億枚ものカードに簡単にアクセスできます。

仕組み

ユーザーが Google Pay 支払いボタンをタップすると支払いシートが表示され、Google アカウントに保存されているお支払い方法と、配送先住所などのオプション フィールドを確認できます。ユーザーはここでお支払い方法をすばやく選択し、必要に応じて配送先住所を指定できます。新しい情報を追加することも可能です。

購入手続きは次のとおりです。

  1. ユーザーが Google Pay 支払いボタンをタップすると、サポートされているお支払い方法のリストが記載された支払いシートが表示されます。
  2. ユーザーがお支払い方法を選択すると、Google Pay が該当する方法の支払いトークンをアプリに安全に返します。
  3. アプリは、支払いトークンと購入の詳細をバックエンドに送信します。
  4. 支払いを実行するために、バックエンドは購入を処理し、支払いトークンを支払いサービス プロバイダに送信します。

ご利用方法

Google Pay API の使用を開始するには、次の手順を行います。

  1. Google Pay API の利用規約 利用規定を読み、同意します。
  2. サポートされている決済代行業者とゲートウェイのリストで、決済代行業者またはゲートウェイのリファレンス ドキュメントを探します。

  3. Google Pay の ブランド ガイドラインを読み、ガイドラインに従います。
  4. ドキュメントの チュートリアルを使用してバニラ Android 統合を完了するか、ライブラリをチェックして Google Pay を Flutter または React Native アプリケーションに追加します。
  5. 統合チェックリストを確認して、統合のリリース準備状況を評価します。
  6. Google Pay & Wallet Console を使用して、Google Pay API に対して本番環境へのアクセスをリクエストします
  7. Android デバイスに最新バージョンの Google Play 開発者サービスがインストールされていることを確認します。

リソース

次のリソースを使用して、統合を完了します。

Codelabs

次の Codelab は、Google Pay API を使用してウェブで開発を始めるのに役立ちます。

動画

ブログ投稿