このページでは、Google Chat アプリのデプロイメントを作成して管理する方法について説明します。さまざまなデプロイメントを維持することで、Chat アプリのライフサイクルの各フェーズを適切に管理し、本番環境に変更を安全にリリースできます。
アプリ ライフサイクルの各フェーズのデプロイメントを作成する
Chat アプリをライフサイクル全体で管理するには、次の各環境用に Chat アプリを作成してデプロイすることをおすすめします。
- 開発: 変更の作業に使用する環境。必要に応じて、ヘッドデプロイを使用するか、この環境をローカルで実行できます。
- ステージング: エンドツーエンドのテスト用に信頼できるテスターにデプロイする環境。この環境は、本番環境にできるだけ近づける必要があります。
- 本番環境: Chat アプリを Google Workspace Marketplace に公開してエンドユーザーにデプロイする環境。
デプロイする Chat アプリごとに、Google Cloud プロジェクトを作成する必要があります。各 Cloud プロジェクトで Chat API を構成する場合は、Google Chat の Chat アプリをより明確に区別できるように、個別のアプリ名、アバター URL、説明を使用することを検討してください。
次の例では、Task app
という Chat アプリが HTTP で構築されており、開発環境、ステージング環境、本番環境にデプロイするために異なるエンドポイントを使用しています。
環境 | Cloud プロジェクト名 | アプリ名 | HTTP エンドポイント URL |
---|---|---|---|
開発 | task-chat-app-dev |
開発タスク アプリ | http://example.com/api/myapp/head |
ステージング | task-chat-app-staging |
ステージング タスク アプリ | http://example.com/api/myapp/staging |
本番環境 | task-chat-app |
タスク アプリ | http://example.com/api/myapp/ |
Chat アプリのアーキテクチャに基づいてデプロイを管理する
次の表に、特定のチャットアプリ アーキテクチャのデプロイを管理する際の追加の考慮事項を示します。
アーキテクチャ | デプロイ形式 | 考慮事項 |
---|---|---|
HTTP | HTTP エンドポイント URL |
|
Google Apps Script | デプロイ ID |
|
Pub/Sub | Pub/Sub トピック | デプロイごとに異なる Pub/Sub トピックを使用する必要があります。 |
関連トピック
- Google Chat アプリのインタラクティブ機能をテストする
- Google Chat アプリを公開する
- Apps Script のデプロイを作成、管理する
- Chat アプリのアーキテクチャを選択する