デバッグとログに使用できるよう、正常に読み込まれた広告は ResponseInfo オブジェクトを提供します。このオブジェクトには、読み込まれた広告に関する情報が含まれます。各広告フォーマット クラスには、読み込み後に入力されるプロパティ responseInfo があります。
ResponseInfo のプロパティには、以下のようなものがあります。
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| adapterResponses | 広告レスポンスに含まれる各アダプタのメタデータを含む AdapterResponseInfoのリスト。このプロパティは、ウォーターフォール メディエーションと入札の実行をデバッグする際に使用できます。リストの順序は、この広告リクエストのメディエーションの順次処理の順序と同じです。詳しくはアダプタ レスポンス情報をご覧ください。 | 
| loadedAdapterResponseInfo | 広告を読み込んだアダプタに対応する AdapterResponseInfoを返します。 | 
| mediationAdapterClassName | 広告を読み込んだ広告ネットワークのメディエーション アダプタ クラス名を返します。 | 
| responseId | レスポンス ID は、広告レスポンスごとに固有の ID で、広告レビュー センター(ARC)で広告を識別してブロックするために使われます。 | 
| responseExtras | 広告レスポンスについての追加情報を返します。追加情報として返されるキーには次のものがあります。 
 | 
アダプタ レスポンス情報
AdapterResponseInfo には、広告レスポンスに含まれる各アダプタのメタデータが格納されており、この情報はウォーターフォール メディエーションと入札の実行のデバッグに使用できます。リストの順序は、広告リクエストのメディエーションの順次処理の順序と同じです。
各広告ネットワークについて、AdapterResponseInfo は次のプロパティを提供します。
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| adapterClassName | 広告ネットワークを識別するクラス名。 | 
| credentials | アド マネージャーの管理画面で指定されたアダプタ認証情報の文字列に関する説明。 | 
| adError | ネットワークへのリクエストに関連付けられているエラー。ネットワークが広告の読み込みに成功した場合、または読み込みを試行しなかった場合は null になります。 | 
| latencyMillis | 広告ネットワークが広告の読み込みに費やした時間。読み込みを試行しなかった場合は 0になります。 | 
| description | ログに対応した AdapterResponseInfo の文字列バージョン。 |