ライドシェアの移動に最適なルートを決定する際、必ずしも最速のルートが最適とは限りません。ルートを計画することをおすすめします。
Routes Preferred API を使用すると、ComputeCustomRoutes
メソッドを使用してルートの目的を指定することで、ルートを計画できます。
また、ComputeCustomRoutes
メソッドは、オペレーターが選択したルートと走行したルートの差を最小限に抑えることで、ルートのコンプライアンスにも役立ちます。
ルート計画のメリットを最大限に活用するには、Routes Preferred API と Navigation SDK の両方を使用します。
ComputeCustomRoutes メソッドを有効にする
コードで ComputeCustomRoutes
メソッドを使用する前に、このメソッドを有効にする必要があります。Routes Preferred API メソッドの有効化の詳細については、スタートガイドをご覧ください。
ComputeCustomRoutes メソッドを使用する
ComputeCustomRoutes
メソッドでは、入力でレスポンス フィールド マスクを指定する必要があります。レスポンス フィールド マスクは、URL パラメータ $fields
または fields
を使用するか、HTTP/gRPC ヘッダー X-Goog-FieldMask
を使用して指定できます。詳細については、システム パラメータをご覧ください。
フィールド マスクの値は、フィールド パスのカンマ区切りリストです。各フィールド パスは、メッセージ階層を表すフィールド名のドット区切りリストです。フィールド名は、JSON オブジェクト キーまたは protobuf フィールド タグ名です。フィールド パスは最上位のレスポンス メッセージ タイプから始まり、必要に応じて 1 つ以上のドットと次のレベルのフィールド名が続きます。一般に、フィールド パスは次のように構築されます。
topLevelField[.secondLevelField][.thirdLevelField][...]
特殊なケースのフィールド マスクはワイルドカード「*」で、すべてのルートレベルのフィールドを選択します。
詳しくは以下をご覧ください。
ComputeCustomRoutes
メソッドの使用例については、カスタムルートの計算(ベータ版)の例をご覧ください。
通行料金の計算
通行料金の計算については、通行料金を計算するをご覧ください。
通行料金の計算例については、カスタム ルートの計算例をご覧ください。