Google Maps Platform の Solar API は、太陽光発電システムの設置を加速させることに主眼を置いたサービスです。Solar API は、Google の広範な地理空間データとコンピューティング リソースに基づいて屋上の詳細データを生成し、屋上太陽光発電のポテンシャルを評価します。
Solar API を使用する理由
この API は、次の 3 つのエンドポイントのリクエストを受け付けます。
buildingInsights: このサービス エンドポイントは、建物の位置、面積、太陽光発電のポテンシャルに関する分析情報を返します。
dataLayers: このサービス エンドポイントは、ある地点の位置周辺地域における太陽光発電についての未加工情報データセットの URL を返します。
geoTiff: このエンドポイントは、数値表層モデル、航空写真、年間および月間のフラックスマップ、1 時間ごとの日陰など、エンコードされた太陽光情報を含むラスタを取得します。
このデータは、次の目的で役立ちます。
- 太陽光発電システムをリモートで設計する
- 太陽光発電サイトの評価時間を短縮する
- 設置場所の優先順位付け
- より正確な提案書を作成する
- 顧客のコンバージョン率を高める
- 消費者に役立つ詳細な情報を提供する
Solar API の国と地域の対応範囲
最新のサポート範囲を国別に確認するには、Solar API のサポート対象国と地域をご覧ください。
Solar API のデモを試す
Solar API の機能について詳しくは、Solar API のデモ ウェブアプリをご覧ください。GitHub でデモの作成に使用されたコードを再利用することもできます。
Solar API の使用方法
1 | セットアップする。 | Google Cloud プロジェクトを設定するから始めて、以降の手順を完了します。 |
2 | 建物の位置、面積、太陽光発電のポテンシャルに関する分析情報を取得します。 | Building Insights リクエストを作成するをご覧ください。 |
3 | ある地点の位置周辺地域における太陽光発電についての未加工情報を取得します。 | データレイヤ リクエストを作成するをご覧ください。 |