Search Console でのレポートの使用
Search Console からは、Google 検索でのサイト パフォーマンスのモニタリングと最適化に活用可能なさまざまなレポートを入手できます。このレポートは、SEO の開始段階にある方から、SEO の専門家の方まで、あらゆる方にご利用いただけます。Search Console について学び始めたばかりの方は、Search Console を使ってみるのガイドもご覧ください。
最も関連性の高いレポートは、活動の主な目的によって異なります。大まかに言うと、ウェブ デベロッパーにとって最も関連性の高いレポートと、SEO スペシャリスト、デジタル マーケティング担当者、サイト管理者にとって最も関連性の高いレポートを区別することが可能です。各グループには共通点が複数あるものの、グループごとに最も関連性の高いレポートを表示してみるのは有用なことです。
SEO スペシャリスト、デジタル マーケティング担当者、サイト管理者向けのレポート
以下のリストには、Google 検索でサイトをインデックス登録、クロール、表示する仕組みのさまざまな側面を管理する際に最も役立つ Search Console レポートが含まれます。
- 自分のサイトに対して実施された Google 検索の手動による対策があるかどうかを確認する。サイトに対して手動による対策が実施されている場合、そのサイトの一部またはすべてが Google 検索結果に表示されません。手動による対策レポートでは、すべての問題と、問題があるサイトのセクション、その詳細を確認できる場所が示されます。
- Google 検索でページを一時的に非表示にする。削除ツールを使用すると、Google 検索の検索結果からサイトのコンテンツをすばやく削除できます。リクエストが承認されると約 6 か月間のみページが削除されるので、その間に、コンテンツを表示可能にするか、完全に削除するかいずれかの解決策を講じることができます。
- サイトの移行について Google に知らせる。ウェブサイトを別のドメインまたはサブドメインに移転する場合、アドレス変更ツールを使用して、変更について Google に知らせ、Google 検索の検索結果を元のサイトから新しいサイトに移行できます。
- 構造化データの実装に関する問題を確認する。リッチリザルト ステータス レポートでは、Google がサイトから読み取ることができた、またはできなかったリッチリザルトが示されます。ページがリッチリザルトとして表示されない原因となっているエラーの詳細、検索結果での表示を制限する可能性のある警告、問題をデバッグ、修正する方法に関する情報が表示されます。
ウェブ デベロッパー向けのレポート
以下のレポートは、健全で見つけやすく Google 検索向けに最適化されたウェブサイトを作成する際に役立ちます。
- サイト全体の検索インデックス登録の問題について把握する。インデックス カバレッジ レポートでは、エラー、警告のあるページ、または検索から除外されたページが示されます。また、ウェブサイトのページが Google 検索で獲得したインプレッションの数も示されるため、問題が自然検索トラフィックにどのように影響を及ぼしたのかを把握できます。
- ページレベルの検索インデックス登録の問題をデバッグする。URL 検査ツールは、ウェブサイト ページの現在のインデックス ステータスと、公開 URL のテストを行うオプション、特定のページのクロールを Google にリクエストするオプション、ページの読み込まれたリソースやその他の情報に関する詳細情報を表示するオプションを提供します。
- サイトに影響のある脅威を確認して修正する。セキュリティの問題レポートでは、サイトがハッキングされた可能性があること、またはユーザーやデバイスに害を及ぼす可能性のある方法で使用された可能性があることが Google によって検出された際に、警告が表示されます。
- ウェブサイトで優れたページ エクスペリエンスが提供されることを確認する。ウェブに関する主な指標レポートでは、実際の使用状況データ(フィールド データとも呼ばれます)に基づくページのパフォーマンスを確認できます。
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