Google Classroom API にはすべてのデベロッパーがリクエストを送信できますが、一部の Google Classroom 機能は特定のユーザーのみが利用できます。各機能には、特定の Google Workspace for Education ライセンス タイプが必要であるなど、さまざまな要件があります。Google Workspace for Education の各ライセンス レベルの機能の詳細については、エディションの比較ページをご覧ください。
利用資格要件のある機能
次の Classroom API 機能は、対象となるユーザーのみが利用できます。
- Classroom アドオンの添付ファイルの作成と変更。
- 採点期間の設定を変更する。
- ルーブリックの作成、変更、削除。
ユーザーの権限を判断する
Classroom API へのリクエストは、個々のユーザーに代わって行われます。そのため、資格要件を含む API リクエストを発行する前に、ユーザーが適切な機能を持っているかどうかを確認する必要があります。
ユーザーが特定の機能を使用できるかどうかを確認するには、checkUserCapability メソッドに API リクエストを送信します。使用する Classroom 機能に適した Capability タイプを含めます。各機能に適切な Capability を指定します。
| ユーザーが... | Capability |
|---|---|
| リクエストの作成に使用された OAuth クライアント ID の Google Cloud プロジェクトに関連付けられた Classroom アドオンの添付ファイルを作成または変更できる | CREATE_ADD_ON_ATTACHMENT |
| 採点期間の設定を変更できる | UPDATE_GRADING_PERIOD_SETTINGS |
| ルーブリックを作成、変更、削除できる | CREATE_RUBRIC |
次に、レスポンスの allowed フィールドを確認します。allowed が true の場合、ユーザーは選択した Capability にアクセスできます。その後、ユーザーに代わって Capability に関連する API リクエストを行うことができます。