統合の概要

以下は、アクション センターの予約のエンドツーエンド統合プロセスの概要です。

エンドツーエンドの予約機能の統合のオンボーディングの概要。
図 1. 予約のエンドツーエンド統合のオンボーディングの概要。

オンボーディング プラン

エンドツーエンドのオンボーディング プランは、アクション センターの [ホーム] タブに記載されています。このプランでは、統合の進捗状況をマイルストーンで追跡し、完了するとマイルストーンが緑色に変わります。各マイルストーンには、各統合ステップを追跡する関連タスクが含まれています。タスクが完了すると緑色に変わります。また、次のタスクに進む前に解決する必要があるエラーが表示されることもあります。

統合は、サンドボックスとそれに続く本番環境の審査に合格した後にリリースされます。

始める

  1. セットアップ:
    1. 連絡先情報を構成する
    2. 公開 SSH 認証鍵をアップロードする
    3. 予約サーバーの認証情報を構成する
    4. Cloud APIs を有効にする
    5. ブランドを設定する

サンドボックス開発

  1. フィードの準備完了: フィードは、販売者、サービス、空き状況のデータをアクション センターに送信します。
    1. Merchant Feed Ready
    2. サービス フィードの準備完了
    3. 空き情報フィードの準備完了
    4. データ品質のチェック
  2. 予約サーバーの準備完了: 予約サーバーは、Google のエントリ ポイントとして機能し、Google サーフェスを通じて行われた予約の空き状況の確認、作成、更新、削除、変更を行います。
    1. BatchAvailabilityLookup: ページの読み込みスロットのクリック
    2. CreateBooking Ready
    3. 空き情報チェッカーを有効にする
    4. UpdateBooking の準備完了
    5. ヘルスチェック
  3. リアルタイム更新の準備完了: リアルタイム更新(RTU)を使用すると、ユーザーが空室状況にアクセスする前に、予約のキャンセルに関する更新情報を送信できます。
  4. サンドボックスの審査: Google は、サンドボックスの在庫に対して一連のテストケースを審査します。サンドボックスの審査に合格すると、サンドボックス環境から本番環境に焦点が移ります。

本番環境の開発

サンドボックス テストが完了すると、本番環境の在庫が予約可能になりますが、エンドユーザーは Google で外部から見つけることはできません。

  1. 本番環境の実装: テスト済みのサンドボックス インフラストラクチャを本番環境にデプロイします。
  2. 本番環境の審査: Google は、本番環境の在庫に対して一連のテストケースを審査します。

リリース

統合のプロダクション審査が完了すると、Google によって在庫が有効になります。これで統合が完了し、外部ユーザーはアクション センター経由で空き情報に対して予約を行えるようになります。

  1. 公開とモニタリング: 公開後は、統合の状態をモニタリングすることが重要です。ヘルスチェックの基準値を一貫して維持しないと、統合が解除されます。