検索結果の指標がゼロ
クエリを実行すると、エンティティの指標がゼロになることがあります。これには、以下のような理由が考えられます。
- エンティティが表示対象外
- レポートの期間中に一時停止していた
クエリ結果では、キャンペーンの掲載結果に関する情報を取得したいと思うでしょう。そのような場合、指標がゼロであるのは好ましくありません。より有用なレポートを作成するには、ゼロ値の指標を明示的に除外します。
述語関数でゼロの指標を除外する
述語関数は TRUE
、FALSE
、UNKNOWN
のいずれかと評価される式です。Google 広告クエリ言語の WHERE
句の検索条件で使用されます。
次のクエリは、述語関数を使用してゼロの指標を明示的に削除する方法を示しています。
SELECT
campaign.id,
metrics.impressions
FROM campaign
WHERE metrics.impressions > 0
セグメント化してゼロの指標を除外する
レポートをセグメント化すると、選択したすべての指標がゼロの場合、ゼロの指標は常に除外されます(下記を参照)。
レポートのセグメント化は、検索クエリに任意の segments
フィールドを含めることによって行われます。たとえば、レポートを segments.date
でセグメント化した場合、指標は日付ごとに 1 行に分割されます。指標がない日付は、このようなレポートでは返されません。
次のクエリでは、レポートにゼロの指標の行は含まれません。
SELECT
campaign.name,
metrics.impressions,
segments.date
FROM campaign
WHERE segments.date DURING LAST_30_DAYS
指標がゼロの返された行
選択した指標がすべてゼロの行は返されません。
次に例を示します。
SELECT
ad_group_criterion.criterion_id,
metrics.impressions,
metrics.clicks,
metrics.conversions,
segments.date
FROM keyword_view
WHERE segments.date BETWEEN <date1> AND <date2>
作成されたレポートには、選択した 3 つの指標がすべてゼロの行は含まれません。
保持期間より古いデータを取得した場合、生成されるレポートには保持期間より古いデータの行は含まれません。パフォーマンス指標、お支払い情報、履歴レポートなど、アカウントのすべてのデータは 11 年間保持されます。