2011年3月3日木曜日
「ホームページを作ったばかりですが、Google に登録するにはどうすればいいですか?」「ホームページ作成しました。次はどうすればいいですか?」このような質問をいただくことがあります。サイトを作成した後、まずお勧めしたいのは
Google ウェブマスター ツール
に登録することです。ウェブマスター ツールに登録することで、Google にあなたのサイトの URL などの情報を伝えることができ、また、Google があなたのサイトをどのように認識しているか、詳しい情報を見ることができるようになります。今回はウェブマスター ツールの機能の中から特に便利な 7 つの機能をピックアップしてご紹介します。
1. サイトマップを送信してクロールの効率性を高める
サイトマップ とは 、簡単に言うとあなたのサイト上にあるページのリストです。ウェブ マスターツールでは、サイトマップを登録することができますので、あなたのサイトに存在するページを的確に Google に伝えることができます。 Google のクローラ (Googlebot) は、サイトマップを登録しなくても、リンクをたどってあなたのサイトにあるページを自動的に検出し、インデックスに登録していきます。しかし、サイトマップを登録すると、まだサイトが新しく他のサイトからのリンクが少ない場合など、Google が検出しにくい場合でも Google にページの URL を伝えることができるため大変便利です。また、サイトマップ内で Google のインデックスに登録済みの URL の数など 詳細な情報を得ることができます 。
2. 検索結果の表示状況をキーワードごとに分析する
検索クエリページでは、あなたのサイトが検索結果に表示された際の統計情報が詳細にわかります。例えばキーワード「A」では検索結果に 150 回表示され、そのうち 30 回クリックされ、平均掲載順位は 5 位だった、などキーワードごとに詳しい情報を確認できます。特に検索結果での表示回数はアクセス解析ツールではわからない貴重なマーケティング情報となるでしょう。検索クエリページについて詳しい情報はブログ記事「 新しい「検索クエリ」ページについて 」をご参照ください。
3. 外部のサイトからのリンクを詳細に分析する
サイトへのリンク 機能では、あなたのサイトが外部のサイトからどのようにリンクされているのか、詳細なデータを確認できます。例えばあなたのサイトへリンクしている外部のサイトを一覧で確認できます。また、どのページがどのようなテキストでリンクされているかなど、外部のサイトからのリンクに関する詳細なデータを見ることができます。「サイトへのリンク」の詳しい情報は、ブログ記事「 ウェブマスター ツール「サイトへのリンク」機能が新しくなりました 」をご参照ください。
4. クロールエラーを検出し、検索結果への登録ミスを防ぐ
クローラがエラーを検出した場合、ウェブマスター ツールでエラーの詳細を確認できます。例えば robots.txt の設定にミスがありクロールエラーが発生していた場合など、詳細な情報が表示されますので、迅速な対処が可能となり、このミスにより検索結果へ登録されないという事態を回避できます。
5. マルウェアの感染をいち早く検出する
サイトがマルウェアに感染した場合 は、ウェブマスター ツールにメッセージが表示されます。メッセージを普段お使いのメールアドレスへ転送することも可能ですので、マルウェアの感染に迅速に対応するためにも設定することをお勧めします。
6. パラメータ処理機能でクロール効率を高める
パラメータ処理 機能では、URL に付随した不要なパラメータを無視するよう Google に伝えることができますのでサイトの重複コンテンツを減らし、サイトのクロール効率を高めると同時に、 重複コンテンツにまつわる問題 を回避することが可能です。
7. クローラの活動を分析する
クロールの統計情報も見逃せない情報です。過去 90 日間の Googlebot の活動状況の統計情報で、例えば 1 日あたりどのくらいのページがクロールされたかなどの情報を確認できます。1 日にダウンロードされるデータ量やダウンロード時間などもわかりますので、サーバーの負荷などを考える際に役立ちます。どれも企業サイトの管理者はもちろん、マーケティング担当者や個人でブログ、ホームページを運営している方など、検索ユーザーからのアクセス数を増やしたいとお考えのすべての方に役立つ便利な機能です。
みなさんも早速 Google ウェブマスター ツールを使い始めてみませんか?
ウェブマスター ツールは無料のツールで、開始方法は簡単です。まずは、 ウェブマスター ツールにアクセス し、 サイトの追加とその所有権の確認 (サイトの管理者であることの確認作業)を実行してください。
まずはこれで完了です。Google のクローラがあなたのサイトを訪れ、サイトの情報を読み取り、すぐにウェブマスター ツールに様々な情報が表示されるようになります。
※情報が表示されるまでには数日かかる場合があります。
ウェブマスター ツールには、ここでご紹介した特長以外にも、便利な機能がたくさんありますのでぜひご活用いただければと思います。
ウェブマスター ツールについてさらに詳しい情報は、ヘルプ記事「 ウェブマスター ツールの使用方法 」をご覧ください。何かご不明な点や問題がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、 ウェブマスター ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。
Google ウェブマスター ツール 検索クエリページ
1. サイトマップを送信してクロールの効率性を高める
サイトマップ とは 、簡単に言うとあなたのサイト上にあるページのリストです。ウェブ マスターツールでは、サイトマップを登録することができますので、あなたのサイトに存在するページを的確に Google に伝えることができます。 Google のクローラ (Googlebot) は、サイトマップを登録しなくても、リンクをたどってあなたのサイトにあるページを自動的に検出し、インデックスに登録していきます。しかし、サイトマップを登録すると、まだサイトが新しく他のサイトからのリンクが少ない場合など、Google が検出しにくい場合でも Google にページの URL を伝えることができるため大変便利です。また、サイトマップ内で Google のインデックスに登録済みの URL の数など 詳細な情報を得ることができます 。
2. 検索結果の表示状況をキーワードごとに分析する
検索クエリページでは、あなたのサイトが検索結果に表示された際の統計情報が詳細にわかります。例えばキーワード「A」では検索結果に 150 回表示され、そのうち 30 回クリックされ、平均掲載順位は 5 位だった、などキーワードごとに詳しい情報を確認できます。特に検索結果での表示回数はアクセス解析ツールではわからない貴重なマーケティング情報となるでしょう。検索クエリページについて詳しい情報はブログ記事「 新しい「検索クエリ」ページについて 」をご参照ください。
3. 外部のサイトからのリンクを詳細に分析する
サイトへのリンク 機能では、あなたのサイトが外部のサイトからどのようにリンクされているのか、詳細なデータを確認できます。例えばあなたのサイトへリンクしている外部のサイトを一覧で確認できます。また、どのページがどのようなテキストでリンクされているかなど、外部のサイトからのリンクに関する詳細なデータを見ることができます。「サイトへのリンク」の詳しい情報は、ブログ記事「 ウェブマスター ツール「サイトへのリンク」機能が新しくなりました 」をご参照ください。
4. クロールエラーを検出し、検索結果への登録ミスを防ぐ
クローラがエラーを検出した場合、ウェブマスター ツールでエラーの詳細を確認できます。例えば robots.txt の設定にミスがありクロールエラーが発生していた場合など、詳細な情報が表示されますので、迅速な対処が可能となり、このミスにより検索結果へ登録されないという事態を回避できます。
5. マルウェアの感染をいち早く検出する
サイトがマルウェアに感染した場合 は、ウェブマスター ツールにメッセージが表示されます。メッセージを普段お使いのメールアドレスへ転送することも可能ですので、マルウェアの感染に迅速に対応するためにも設定することをお勧めします。
6. パラメータ処理機能でクロール効率を高める
パラメータ処理 機能では、URL に付随した不要なパラメータを無視するよう Google に伝えることができますのでサイトの重複コンテンツを減らし、サイトのクロール効率を高めると同時に、 重複コンテンツにまつわる問題 を回避することが可能です。
7. クローラの活動を分析する
クロールの統計情報も見逃せない情報です。過去 90 日間の Googlebot の活動状況の統計情報で、例えば 1 日あたりどのくらいのページがクロールされたかなどの情報を確認できます。1 日にダウンロードされるデータ量やダウンロード時間などもわかりますので、サーバーの負荷などを考える際に役立ちます。どれも企業サイトの管理者はもちろん、マーケティング担当者や個人でブログ、ホームページを運営している方など、検索ユーザーからのアクセス数を増やしたいとお考えのすべての方に役立つ便利な機能です。
みなさんも早速 Google ウェブマスター ツールを使い始めてみませんか?
ウェブマスター ツールは無料のツールで、開始方法は簡単です。まずは、 ウェブマスター ツールにアクセス し、 サイトの追加とその所有権の確認 (サイトの管理者であることの確認作業)を実行してください。
まずはこれで完了です。Google のクローラがあなたのサイトを訪れ、サイトの情報を読み取り、すぐにウェブマスター ツールに様々な情報が表示されるようになります。
※情報が表示されるまでには数日かかる場合があります。
ウェブマスター ツールには、ここでご紹介した特長以外にも、便利な機能がたくさんありますのでぜひご活用いただければと思います。
ウェブマスター ツールについてさらに詳しい情報は、ヘルプ記事「 ウェブマスター ツールの使用方法 」をご覧ください。何かご不明な点や問題がありましたら、Google が運営している公式ヘルプフォーラム、 ウェブマスター ヘルプ フォーラム へご質問をお寄せください。