不正なハッキングに対する #NoHacked キャンペーンを世界中で実施しました

2014年8月25日月曜日

先日、Google サーチ クオリティ チームでは、 #NoHacked キャンペーン と題して、サイトの不正なハッキングの問題を改めて知り、サイトを守るための Tips (ヒント)を 1 週間毎日発信するキャンペーンを全世界で行いました。

このキャンペーンは、11 言語圏で Google+ Twitter Weibo など様々なチャンネルを舞台に実施しました。延べ 100 万人近い方が閲覧し、何百もの投稿の共有や、 #NoHacked のハッシュタグを使ったユーザー オリジナルの Tips 投稿が行われました。

ここで、Google が投稿した 5 つの Tips を改めてご紹介するとともに、世界中から寄せられた素晴らしい投稿の一部をご紹介します。

Tips その 1:
今週はハッキングの予防について考えよう!

Tips その 2:
ウェブマスター ツールはハッキングからサイトを守る上でも役立ちます。使っていない方はぜひ登録を。お友達にもお知らせください。

Tips その 3 :
Google アラートを設定してハッキングの兆候をいち早くつかもう。

Tips その 4:
ソフトウェアは常に最新のものにアップデートしておこう。

Tips その 5:
ユーザーから寄せられたベスト投稿を発表!(各言語でベスト投稿を発表しました)

世界中から寄せられた投稿のご紹介

  • ブラジルの Pablo Silvio Esquivel さんは海賊版ソフトウェアを使うことがハッキング被害の危険性につながることを紹介してくれました。
    https://plus.google.com/+PabloSilvioEsquivel/posts/9ahpESFwuac
  • オランダの Rens Blom さんは、パスワードを複数のアカウントで使いまわさず定期的に変更すること、そして 二段階認証 などのセキュリティ機能も使うことをおすすめしてくれました。
    https://plus.google.com/+GoogleNederland/posts/48e3VAsxddS
  • ロシアの Дмитрий Комягин さんは、日頃からサイトへのトラフィックや、検索クエリ、ランディング ページなどをモニターし、数値の想定外の急上昇などがないか把握しておくという方法を投稿してくれました。
    https://plus.google.com/+googleru/posts/CYwe6xf3Xvm
  • 日本の工務店コンサルタントさんは、実際に被害に遭われた際のレポートとそこから得た教訓として、ハッキング対策を適切に行っているホスティングを選ぶこと、ウェブマスター ツールのメール転送機能を設定しておくことなどを詳しくご紹介してくださいました。
    https://plus.google.com/+Asanoyukinobu/posts/hsKmoc2v2cZ
  • ポーランドの Kamil Guzdek さんは、WordPress をインストールした際に、table prefix をデフォルトのものからユニークなものへ変更することで、データベースがハッキングされるのを防ぐという tips を紹介してくれました。
    https://plus.google.com/+KamilGuzdek/posts/Gu63giLNTiZ
今回、世界同時でキャンペーンを行ったこと、そして、世界中のユーザーからサイトの不正なハッキング対策が多く寄せられたことからもわかるように、サイトの不正なハッキングの問題は全世界的に広がりを見せています。どうぞ今回ご紹介した Tips と共に以下のサイトも参考にし、ご自身のサイトの設定をもう一度確認してみてください。
ハッキングされたサイトに関するウェブマスター ヘルプ
https://www.google.co.jp/webmasters/hacked/

これからも全世界で Tips を共有し、サイトのハッキングと闘いましょう! #NoHacked のハッシュタグはこれからもご利用ください。また質問がある際は ウェブマスター ヘルプ フォーラム をご利用ください(ハッキングに関するカテゴリも用意しています)。

Google では今後もユーザー、ウェブマスターのみなさまのお役に立てる情報をどんどん発信していきたいと思っておりますので、ぜひ Google Webmasters ページ Google Japan ウェブマスター コミュニティ をフォローしてみてください。